子供向け玩具を扱う「トイザらス」は 1991 年に日本 1 号店が開店し、現在では全国に 169 店舗を展開しています。店舗では、子供たちが実際におもちゃを手に取って遊べるスペースや、子供の興味を惹くディスプレイなど、おもちゃの販売だけでなく「体験」を重視しています。その店舗への効率的な集客手法として、Google 広告の店舗集客向けソリューションを活用して高い成果を得ることに成功しました。
課題・背景
折込チラシによる店舗集客からオンラインにシフト
かつてトイザらスでは店舗への集客に、主に折込チラシを活用してきました。しかし成果が“店舗の実感”としてしかわからないという課題があり、オンライン広告を活用するようになりました。現在では、来店コンバージョン計測による広告効果の可視化や、ユーザーターゲティングの最適化など、さまざまな施策や機能を活用し、オンライン広告の効率向上を図っています。
解決策
店舗集客のための新しいソリューションを積極的に活用
トイザらスでは、来店促進を目的としたオンライン広告の効果向上のために、2 つの店舗集客用ソリューションをいち早く導入しました。
ローカル キャンペーン
テキストやバナー、動画など複数の広告素材を設定しておくと、検索、YouTube、Google マップ、ウェブサイト上に広告を自動配信。機械学習によって、来店につながりやすいタイミング、ターゲットに自動最適化されるので、効率的に来店を促進できます。
ローカルカタログ広告
店舗の商圏にいる、かつ商品に興味がありそうな人に対して、商品や店舗の情報を掲載。ユーザーの位置から店舗までのルートや、その店舗で取り扱っている商品のカタログなどを表示できるので、来店に直接的につながります。
結果
効率的な店舗集客に高い効果を発揮
これまでもトイザらスでは Google 広告のさまざまなメニューを並行して運用し、それぞれの効果に合わせて最適化を図ってきました。しかし、ローカル キャンペーンは機械学習による自動最適化によって運用工数を大きく削減しながら、他のメニューよりも来店単価を抑えられることがわかりました。
また、ローカル カタログ広告では来店につながりやすい人に効率的に、かつリッチな情報を届けることで、従来のディスプレイ広告に比べて来店単価が 60% も下がる結果となりました。
どちらのソリューションにおいても、店舗集客において、高い成果を得ることができました。
成功のポイントと今後の展望
来店効果の可視化がオンライン広告活用の大きなきっかけに
「店舗集客において、今やオンライン広告は欠かせません。広告効果を可視化することで、効果の改善を図り、より効率的に集客することができます。今後も Google 広告の新しいメニューや機能を積極的に導入し、新しい店舗集客施策にどんどんトライしていきたいと思っています」(日本トイザらス マーケティング本部長 高野 恵様)