ネット上の誤情報が増えるにつれて、生活者は誤った情報に惑わされることを警戒し、より賢い選択を求めるようになっています。人々は積極的に信頼できる情報源を探すようになり、検索によって事実確認をしています。
実際に APAC では 86% がフェイクニュースへの不安を表明(*1)。また個人情報の流出や詐欺サイトに関する報道の影響か、ブランドの信頼性を確認する様子も検索動向からわかります。
ファクトチェックとプライバシー保護
2021 年には、ネット上の誤情報やプライバシー保護に対する関心が高まり、アジア諸国の生活者の 87% が、新型コロナウイルス感染症の流行前と比較して、信頼できる情報源を見つけることがより重要になったと答えています(*)。
企業やブランドに安心感を求めたい
今日の生活者は、買い物の過程で安心感を得ることを期待しており、配送の追跡や人気ブランドの公式ストアを探す人が増えています。2020 年にインド、シンガポール、タイで実施した調査(*3)では、31% の人がマーケットプレイスにおける信頼性を重視していました。
サステナビリティ/エシカル意識の向上
生活者に新しい価値観が根付くに伴い、人々は購入するブランドに対しても、価値観に賛同できるかを確認するようになっています。たとえば、環境や社会に悪影響を及ぼす製品やサービスの購入を中止した生活者は半数以上にのぼり(*4)、「サステナビリティ」や「エシカル意識」といったテーマでの検索が増え続けています。