日本
買いたくなるを引き出すために パルス消費を捉えるヒント
商品情報に対するアクセス手段が多様化し、さらに購買チャネルの EC 化が進んだことで、人々の買い物行動がより瞬発的になってきていると感じることはありませんか? さまざまな調査結果を見ても、これまで当然とされてきた「購買プロセス」に則ったブランディングセオリーが通用しなくなってきているようです。しかし、生活者一人ひとりの買い物行動を観察すると、実はある一貫性が浮かび上がってきます。 グーグルは、個々人がもつ「その人なりの一貫性」を理解・分類することにより、はじめて顧客獲得のためのコミュニケーション設計が可能となり、その中でのデジタルの役割も明確になると考えます。本連載では、この「その人なりの一貫性」を分類し、それぞれの買い物に対する意識と行動の差異を明らかにした上で、企業がいかに対応すべきかを全 4 回の連載で考察します。